2010年10月30日

携帯spamを受け取ったときのネットワーク管理会社へのabuse連絡方法

docomo迷惑メール対策の詳細設定 自分用
http://kuni92.net/2008/11/docomo-1.html

※経緯
いつもは携帯宛にspamがきたら上記記事より
Fromドメインを受信拒否設定追加をしていたのだが
よくよく考えると、配送に使っているISPのabuseに通報すればアカウント消されるんじゃない?
ってことで届いたメールの配送に使っているメールサーバーの方をabuse連絡してあげた

※メール配送のドメイン、Fromドメイン、本文中ドメインがいずれも別だったので

結果...FromドメインのSPFが変わっていた。効果ありってことでいいよね?!

解説を書くのがあれなのでwikipediaにリンクを張っておきます

abuseは迷惑行為の受付窓口
http://ja.wikipedia.org/wiki/Abuse


abuseに連絡する前の準備
1.携帯の場合はヘッダーをONにする。docomoの場合
メール設定→その他設定→メールヘッダ情報受信設定→付加する
2.docomoユーザーは http://dwmail.jp/ を使う「連絡が楽になる」

携帯宛にきたメールヘッダーの読み方(例のためexample.jp等に置換)

- mail header -
Authentication-Results: docomo.ne.jp from=mail@example.jp; sender-id/spf=pass
Received: from mailxxx.example.com ([XXX.YYY.ZZZ.OOO])
by mfsmax.docomo.ne.jp(DOCOMO Mail Server Ver2.0) with SMTP id 33333333333333333333
for <myaddress>; Thu, 15 Oct 2010 18:32:15 +0900 (JST)
Authetication-Results: SPFが通ったかどうかの判定文。メール配送サーバはわざわざSPFがついていた

SPF
http://ja.wikipedia.org/wiki/Sender_Policy_Framework

Received: がXXX.YYY.ZZZ.OOOのIPから送られたメールということで重要
このIPをwhoisにかけてどこのネットワークから送ってきたか特定する

whoisは下記等を使う
http://whois.ansi.co.jp/
descr:に会社名がでる

プロバイダ(ISP)を特定したらabuse プロバイダ(ISP)名で検索「例:abuse OCN」

迷惑メールの対処について
http://www.ocn.ne.jp/info/rules/abuse/#04

先方がほしい情報を確実に送る。必要なのは「メールヘッダーと本文」
数通来ていたらそれも一緒に送る
調査をお願いします的な感じのいいメールにする

もっと簡単に迷惑メールをやめさせたいのならば
http://www.dekyo.or.jp/soudan/
http://www.nissankyo.or.jp/e-commerce/index.html
http://meiwaku.jp/
情報提供する。行政処分までには時間がかかる。meiwaku.jpは即効性があるかもしれない


まだ物足りないなら、Fromドメインと本文内のドメインも同様に連絡する

※追記

http://www.nic.ad.jp/ja/materials/iw/2006/proceedings/T2-2.pdf
問い合わせの種類3に注目

-スパムメール内に書いてあるメールアドレスやURLなど管理するサーバーが自社であるだけで、スパムメールの発信とはまったく関係なく送られてくる苦情
-多くの場合、対処に苦慮する難しい苦情
メールを送ってきた証拠があるIP以外は対処に苦しむってことですね
確かに送信してきたIPとの因果関係とかを立証するのが難しいし...
でもURLの置いてるところが運営会社の規約に違反してるなら通報するのはOKですよね
規約読んで通報が手間隙かかるけど...

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