電力自由化で乗り換えるなら、幾ら以上ならお得になるか?
平成28年4月1日より電力自由化で、どこの電力会社でも使えるようになります
※スマートメーターに変える必要があります
東京電力と東京ガスの電気代比較
東京ガスでは30Aより下のプランは提供していないので30Aで比較
東京電力 30A 842円40銭
最初の120kWhまで(第1段階料金) 19円43銭
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) 25円91銭
300kWhを超えたもの(第3段階料金) 29円93銭
東京ガス 30A 907円20銭
最初の140kWhまで(第1段階料金) 23円24銭
140kWhをこえ350kWhまで(第2段階料金) 23円89銭
350kWhを超えたもの(第3段階料金) 29円12銭
120kWhまでは電力会社は赤字で提供していると言われています(東京ガスとの差額は3円81銭)
毎月120kWh 年間1440kWhに押さえたら節約上手
他社に乗り換える必要はありません
毎月どれだけ使えば、東京ガスがお得になるか?
3行で言うと
0kWh~300kWhならそのまま
350kWh付近なら50kWh節約するように意識を変える
毎月の電力使用量が350kWhを超える家庭は乗り換える価値あり
300kWhの場合
東京電力(300kWh)
842.4+2331.6+4663.8=7837.8
一段階目 19.43×120=2331.6円
二段階目 25.91×180=4663.8円
東京ガス(300kWh)
907.2+3253.6+3822.4=8253.2
一段階目 23.24×140=3253.6円
二段階目 23.89×160=3822.4円
東電の方が415.4円安い。
350kWhの場合
東京電力(350kWh)
842.4+2331.6+4663.8+1496.5=9334.3円
一段階目 19.43×120=2331.6円
二段階目 25.91×180=4663.8円
三段階目 29.93×50=1496.5円
東京ガス(350kWh)
907.2+3253.6+5016.9=9177円
一段階目 23.24×140=3253.6円
二段階目 23.89×210=5016.9円
350kWhまでは6円04銭の差なので、350kWh付近で東京ガスの方が安くなります
以降東京ガスの方が東京電力より81銭安いので東京ガスの方が安いです
試算したいなら
東京ガスのこのページから「シミュレーションする」で可能です
http://home.tokyo-gas.co.jp/power/simulation/index.html
私の場合年間使用量
13年 2219kWh
14年 2068kWh 2月リビングを蛍光灯からLEDに 11月電気ポットをT-falと魔法瓶に
15年 1648kWh 6月寝室を蛍光灯からLEDに
省電力化に取り組んでいるので、東京電力が最安(試算したら+2360円となりました)
自由化といっても、省電力化を進めている家庭には魅力はありません
毎月9000円を超えるという家庭なら効果あるかも?といった程度
来年(2017年)にはガス自由化が始まりますので、年間使用量を把握しておくと良いでしょう
参考:
東京電力従量電灯B・C
http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/home/home02-j.html
東京ガス「ずっとも電気1」従量電灯B相当
http://home.tokyo-gas.co.jp/power/ryokin/menu_waribiki/menu1.html
東京電力 スマートメーター
http://www.tepco.co.jp/smartmeter/index-j.html
スマートメーターへの変更「電力メーター情報発信サービス(Bルートサービス)について」はこちらから
http://www.tepco.co.jp/smartmeter/broute-j.html
スマートメーターの申込みが出来るようになった時に、申し込みをしたので8月中に付けてもらえました
(でんき家計簿から家の中の電力使用量がみえるようになったのは9月の検診が終わった後から)
関連する記事:1件
- 東京電力管内の電力自由化後30Aで料金比較 (2016年01月14日)